融資担当者を納得させる事業計画書の作成②

前回掲載した【融資担当者を納得させる事業計画書の作成①】という記事のつづきです。
―その事業に「説得力」があるか
お金を貸す側である金融機関は
実現の見込みが高く、信憑性の高い計画を期待しています。
相手から見れば、この部分が「資金の回収をできるのか」という疑問への答えになります。
計画書に記載された売上の計算根拠が曖昧であったり、
常に満席の予想を立てているなど
あまりに楽観的すぎたりする計画書には、信憑性がありません。
―わかりやすく簡潔に!
専門用語や業界ならではの常識などを多用せず
誰にでもわかる文章で作成するように心掛けます。
融資担当者は融資に関しては専門家ですが、
あなたの事業やその業界について詳しいわけではありません。
―他にも、担当者はここを見ています
その他審査で重視されるのは経営者の「人間性」です。
「この人はきちんとお金を返してくれるだろうか?」
融資担当者と話すと皆さん同じことをおっしゃいます。
見ず知らずの人にお金を貸すわけですから、
公共料金や税金を滞納している人には当然お金は貸せません。
自分だけで事業計画書を仕上げると、内容が独りよがりになりがちですので
一旦完成したら第三者である専門家に診てもらうことをお勧めいたします。
創業融資のチャンスは一回きりですので、
出来るかぎり完成度を高めた上で提出しましょうお気軽にご相談ください!