融資担当者を納得させる創業計画書の作成①
「融資が受けられるかどうか」というのは開業を目指す方にとって、大きな問題です。
どんなお店であっても、先立つものが不足していては
開業どころか場所を借りることすらできません。
創業計画書は資金調達を行う上で、融資の結果を左右する大切なものです。
しかし・・
・そもそも、創業計画書ってなに?
・創業計画書ってどんなことを書くの?
・一体どんな創業計画書なら審査に通るの?
こんな疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか。
細かく言及することはできませんが、大まかなポイントだけお伝えしていきます。
―創業計画書とは
創業計画書とは、主に金融機関から事業資金を調達する際に
自社の説明資料として作成される書類のことです。
今後、どのように事業を行っていくのかという見通しについてまとめた計画書です。
当然のことながら、借入資金の用途や返済計画については説明を求められますので、
融資担当者を納得させる計画書を作成する必要があります。
また、こういった外部に向けた意味合いの他にも、
今まさに自分がやろうとしている事業について、改めて確認することができます。
立ち上げる価値がある仕事なのか、成功する見込みはあるのかなど
ある種客観的に見ることもできるでしょう。
―根拠のある数値になっているか
創業計画書を作る際にハマってしまいがちな落とし穴として、
経営者目線での計画書を作ってしまうことがあります。
例えば提供するサービスの価格を「これくらいならお客さんが買ってくれると思う」という値段設定をすると、経営者目線での創業計画書になってしまいます。
売上や収支見込などの数字を出す場合は
その計算根拠となるデータや資料なども添付しましょう。
一般的な同業者の売上を調査した結果や、経費等については見積もりを取るなどして、
それが妥当な数字であると証明できれば更に良いでしょう。
押さえるべきポイントとしては、まず、
“数字について質問されたときに具体的な数字で答えることができる”ということを心がけてください!