開業に必要な資金はどのように調達する?
自分のお金で開業資金のすべてを用意できない
あるいは足りるかどうかギリギリであるという場合は、
外部から資金を調達しなければなりません。
資金の調達先としては様々ありますが
創業したばかりでほとんど実績がない会社が、
メガバンクや大手ファンドから資金を調達することは難しいのが現状です。
―まずは、日本政策金融公庫での創業融資をお勧めします!
そこで多くの方が利用されるのが
公的機関である「日本政策金融公庫(以下、公庫)」からの借入れです。
公庫とは、事業資金の融資を行っている国の金融機関ですから
安心してお金を借りることができます。
一定の条件に該当する必要はありますが
新規開業資金として、3,000万円を限度に融資を受けることが可能です。
では具体的にどんな融資制度(新規創業向けに限定すると)が用意されているかというと、主に以下の2つが挙げられます。
・新創業融資制度
・中小企業経営力強化資金
内容については一見よく似た創業者向け融資制度ですが
圧倒的に有利なのは「中小企業経営力強化資金」です。
特徴としては
「申込みから実行までのスピードが早い」
「書類準備の手間がほとんどない」 の2点です。
新創業融資も低金利ですが2%~3%程度からと不利ですし、
自己資金の要件もありますので
実際には融資総額の10分の3程度を準備する必要があります。
しかし、認定支援機関とよばれる
専門家のサポートを受けることで利用できる経営力強化資金を活用することで
より確実に開業資金を得られる可能性が広がります。
―経営力強化資金とは?
専門家のサポートを受けながら開業計画や資金計画を共に作成していき、
融資実行後も継続的にフォローする制度です。
新創業融資のように自己資金要件もなく、
皆さんが緊張する公庫との面談にも同席が可能なものでさらには金利も1%台後半です。
当事務所は経済産業省認定の経営革新等支援機関として
ヒアリング等によりご自身では気づいていないスキルを引き出し、
公庫が納得する創業計画書を一緒に作成していきます。
開業をご検討中の方、興味がございましたらお気軽にご相談ください!