完璧に書いた申請書が採択されない理由③
会計事務所オネスティアの和喜田です。
今日は同じテーマで3回目。採択されない理由です。
前回・前々回でいろいろと書いてきましたが、最終回は本当にテクニック的な話です。
1.申請書内のレ点チェックをし忘れない。
当たり前の話ですが、意外と事業内容でなくてこういった当然にやるべきことを
していなくて、加点やそもそも審査対象とならないものがあります。
まず、対象類型の12技術との関連性や事業類型の一般型や小規模型の
どちらにもチェックが付いていないケース。一部地域事務局から親切に指摘して
くれるところもあるようですが、「親切」ベースのため何も言ってくれなくても
こちらが悪いのです。特に、小規模型のケースで最終ページあたりでチェックが
ありますが、ここはよく漏れていました!(加点が来ないので致命的です。。)
2.申請書類は紙で提出する。
ここ最近は電子申請での提出を事務局は呼びかけています。メリットは上記の
漏れがないことや申請書類の送付作業が省略されることがあげられます。
でも、うちの事務所は絶対紙です(笑)
理由は、テキストデータ送ることになるので文面の表現などが伝わりにくいからです。
ここは完全な好みですね。うちはそうしています。
3.送付書類はキレイに製本する。
最後に半分冗談で半分本気の話です。うちの事務所では郵送までの製本作業まで
全てサポートしています。基本的には事業計画書が審査項目なのですが、
「審査員は人です」やっぱり、テプラできれいに5冊分・インデックスまでつけて
作成しています。これは、審査して頂く精神であれば当然です。。
いろんな応募者がいるのですが、ここを疎かにしている方は不採択の方が多いようです。
(完全に私調べです。。)審査経験者の診断士に聞いてみてみるとその因果関係は
あながちうそでもないようです。適当な製本=適当な事業計画なのかもしれません。。